錠剤外観検査装置

# 装置事例

錠剤の外観検査自動化

 

複数の要素を同時に見分けられる専用アルゴリズムを開発し自動化を実現しました。
着色糖衣錠の外観検査を自動的に行います。
着色された錠剤の外観検査は、色合い、汚れ、異物、形状の複数の要素があり人の目では完璧な判別が難しいとされています。弊社ではこの複数の要素を同時に見分けられる専用アルゴリズムを開発し自動化を実現しました。

錠剤外観検査装置.jpg

・同時に検査

カラーラインセンサカメラ2台による
両面複数項目同時検査

カラーラインセンサカメラを2台搭載し錠剤の両面を同時に検査します。
これにより、色合いや形状の微細な違いから異物や汚れといった複数の要素を一度に見分けることが可能です。人間の目では難しい精密な外観検査を自動化し、品質管理の信頼性を大幅に向上させます。

・検査能力

極小でも対応可。
最小検出体:0.1mm 検査能力:約8万錠/時間

0.1mmの微小な欠陥まで検出可能な検査機能を備えています。また、1時間あたり約8万錠の検査能力を持ち、正確な外観検査を実現します。
これにより、生産効率を損なうことなく、厳格な品質管理が可能です。

 

・コスト削減

アドオン型システムにより
導入コスト削減

既存の生産ラインに簡単に組み込めるアドオン型の検査システムを提供しています。 これにより新たな設備投資を最小限に抑え、コストを削減しつつ最新の外観検査技術を導入することができます。初期投資を軽減しながら、迅速に品質向上を図りたい企業に最適なソリューションです。

・より自動化へ

整列機構不要、自動反転機構
自動排出機構つき

整列機構が不要でさらに自動反転機構と自動排出機構を備えたシステムを導入します。これにより錠剤の向きを問わずに安定した検査が可能で検査後の錠剤も自動的に処理されます。オペレーターの負担を軽減し、効率的な検査プロセスを実現することができます

開発ソフト画面